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ワールドを終えて

日本に帰ってきて、まだ3日目ですが、まだ世界大会の興奮が頭に残っています。

今回は各カテゴリーで、ブレークを果たした日本のチームこそなかったものの、好成績を修めたチームが相次ぎました。個人的には、日本の世界大会における節目であったと思います

中でも、早稲田A(とし、ニック)の16点という数字は、日本ディベート界の歴史において燦然と輝くでしょう。僕の記憶が正しければ、これまでの日本チームの最高点は14点。15年以上にわたって日本勢は世界大会に挑み続けてきましたが、15点の壁は高く、ことごとく跳ね返されてきました。

今後の日本チームは、早稲田Aが記録した16点を超えるのが目標になるでしょう。あ、ICUのOBとして、としがICU Debating Society出身であることは強調しておきたいです(笑)。

早稲田Aの他にも東大A(14点)の田中君や、ICU A(英人・啓太:13点)など、上級生がこれまでに培ってきた経験と技術を存分に発揮しました

そして一方で、時代を担うディベーターたちの活躍も目立ちました。東大Aの富永君もそうですし、東大B(幸松・佐野)の14点もすごい。2年生ペアで14点を取った日本のチームは初めてでは?

そして頭をこん棒で殴られたような衝撃があったのは、慶応C(岡・小野)の1年生コンビ。1年生で15点を獲得するチームが出てくるとは…。正直、夢にも思いませんでした

実は、彼らは中学生時代から日大練習会に参加してくれていて、昔から知っていました。大学生に混じって練習や大会に出て、そのやる気を頼もしく思っていたのですが、ここまで成長しているとは。コメント集にも書きましたが、岡くんは世界大会に出場する数か月前から、国際大会のビデオを毎日見て研究していたそうです。才能より何より、大事なものは熱意と研究、練習、そして志の高さですが、本当に末恐ろしい1年生が出てきたものです。どこまで伸びるか、楽しみにしています。

井戸君のジャッジブレイクも快挙です。準々決勝をジャッジしましたからね…。素晴らしいです。ジャッジ運営チームの評価もかなり高かったみたいです。僕はこれまでワールドで4回ジャッジして、上位ジャッジの余りのすごさに、正直圧倒されているところがありました。ブレークなど無理とあきらめているところがなかったか?向上を怠ってはこなかったか?いろいろ考えさせられた大会でした。
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いざ日本へ

ワールドもすべて終わり、これから日本へ。疲れました…。帰ったらゆっくり湯船に浸かりたい。ずっとシャワーだったので

ワールドこぼれ話2

★社会人のスキル、恐れ入ったか!

ワールドのホテル、豪華でご飯もおいしく、申し分なかったのですが、唯一の難点は階段が使用禁止なこと(非常時のみ使用可能)。

なのでエレベーターはいつも大混雑。海外のディベーターは、ぎゅうぎゅうづめのエレベーターを見て、乗るのを諦める人が多かったのですが、こちらは東京の通勤列車で揉まれた身です

にっこり笑って「エクスキューズ・ミー」。後ろ向きになって体をなんとかねじ込むと、お尻を使って強引に集団をグイッ。もういっちょグイッ。ほら、全然余裕さ!

…唯一、ワールドで役に立った社会人のスキルでした

ワールドこぼれ話

★誰だこりゃ?

今回、運営は比較的スムースでしたが、いつまで待ってもIDカードが来ない。やっと配られたのは大会3日目になってから

しかも、事前に送ったはずの顔写真が入っていないカードが多く、みんな不平たらたら。僕も自分のIDカードを恐る恐る見てみると、そこには気取ったポーズで微笑む女性の写真が…。

「はて、僕って女装の趣味があったかしら」と考えてみましたが、心当たりがない。どうやら運営コミの手違いで、誰かと写真が入れ換わってしまったみたいです。向こうもさぞびっくりしたでしょうね。「この怪しい赤メガネは何?」

このIDカード、これはこれでレアなので、記念に持って帰ることにしました。セキュリティでとがめられた時はどうしようかと思いましたが、結局使う機会は1回もなかった…。このあたりはけっこういい加減でした

ワールドコメント集7

慶応C(2日目までで12点)

岡佑樹(1年・ワールド初)

「とにかく楽しかった。動画でしか見たことがなかった人たちと対戦したり、ジャッジしてもらったり…」

「ワールドや、オーストラルなど、国際大会の動画はとにかく見まくった。ワールド前の数ヵ月は、毎日1本は見て、アーギュメントを抜き出して覚えた」

「ラウンド7では、スタンフォードAやモナッシュAなど、メインブレイクを果たしたチームと当たった。彼らは、表現や分析がとても細かい。また、その中でも、スタンフォードはポイントの発想力が違った。自分はまだまだだなあ、と思った」

「自分はプリンシパル中心のスタイルなのだが、ワールドで高く評価してもらって自信になった。2年後、3年後にはメインブレイクしたい」

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